給食のメニューから・・・


   1 行事食(ぎょうじしょく)

   
2 食文化の伝承(しょくぶんかのでんしょう)

   
3 郷土食(きょうどしょく)

   4 その他のメニュー


  の四つを紹介します。
 
        
1 行事食(ぎょうじしょく)
行事食「節分」

  「いわしのかばやき」
  「いり大豆


  節分には、おうちでも「いわし」を食べますね。これは,鬼が焼いたいわしのにおいを嫌ってにげることから始められた風習です。
  豆まきのときの豆は大豆(だいず)という豆です。昔 は果物や穀物などには災いをもたらすものを追い払う力があると思われていました。そこで,豆ををまくと鬼を追い,福を呼び込むと考えられていたようです。また,年の数より一つ多く豆を食べると一年間病気やけがをしなくてすむという言い伝えもあります。

節分やひなまつり、お正月や七夕など、それぞれの行事に合わせた給食メニューがあります。
それを行事食(ぎょうじしょく)といいます。

正月に黒豆を食べたり,冬至にかぼちゃを食べたりして、健康を願う
というように
行事で食べられるものにはいろいろな意味がこめられています。

そしてそれらは
古くから日本で大事に受け継がれてきました。

いろいろな意味を考えながら行事食をおいしく食べてほしいなぁと思います。

2 食文化の伝承(しょくぶんかのでんしょう)
伝統食
 
   「白あえ」
   「おでん」



 「ひじきの炒め煮」や「おでん」、「ほうれんそうの白あえ」、「ぬた」などの
ほかにも和風だなと思えるようなメニューがありますね。
 それらも日本の中で古くから食べられてきたもので,
 文化を伝承するための料理です。

 おじいちゃん、おばあちゃんから子どもへ、そして、またその子どもへと
何代にもわたって
昔から大事にされてきたメニューです。

おいしく食べてほしいと思います。
3 郷土食(きょうどしょく)
郷土食
 
   「江波まき」
   「小いわしの天ぷら」


 
その地域ならではの古くからある食べ物
それが郷土食です。
郷土食には,地域の食材が多く使われます。
このような地域の食材のことを地場産物(じばさんぶつ)といい,
それを地域で食べることを,あわせて,地産地消(ちさんちしょう)といいます。

海や山、あたたかい地方か、寒い地方か・・・
地域によってとれる野菜や魚などはちがいます。
だから、それぞれの地域にそれぞれに地域に根づいた
料理がたくさん受け継がれているわけです。

例えば,愛知県のみそおでんや沖縄県のゴーヤチャンプルーや長崎県のちゃんぽん など。

学校の給食で各地の郷土食を知ってもらい、
そのおいしさを味わってみてほしいです。
どの地域の食べ物もその地域ならではの味・・・
とってもおいしいですね。
4 その他のメニュー
ほかにも・・・「りっちゃんのサラダ」や「やってみよう!秋みつけ!」など,教科に関連した献立もあります。

季節に応じた,まつたけごはんやくりごはん。また,かぜの予防を考えた献立などいろいろな献立があります。
それと
このメニューを知っていますか。
そう!食育ミックス

毎月19日は
食育の日として
「食育ミックス」がでます。

「しっかりかんで 食べています!」