本校は、昭和47年4月1日、安古市町立新和小学校より分離し、JR可部線で分離した西側の中須・大町の2地域を学区として開校した。
学区の環境は、丘陵地部と平地部に、さらに平地部は県道沿い地域とその東側の住宅地、安川対岸の白山地区に区別することができる。
県道より西側の丘陵地域は、武田山の麓東南に面し、太田川流域を一望できる高台を団地造成し開けた大町・富士の両団地と東北部に当たる宮川団地に区別できる。
県道沿いの地域は、商店・スーパー・食堂・遊技場・病院・銀行などが帯状に町並みを形成している。その東側の住宅地域や白山団地は、近郊農業地域として野菜作りや米作りが盛んに行われていたが、近年宅地化が進み、住宅地へと変容してきたところである。
しかし、平成6年に開催されたアジア大会に会わせての、交通システム及び沼田ー高陽線が、この地域を二分する形で開発されている。また、JR可部線と新交通システムが交差する大町駅(バスターミナル)ができ、そこを中心に商店街が形成されつつあり、住宅環境も大きく変わってきている。
住民の意識としては、古くから伝わる伝統行事と、新旧住民のコミュニケーションをはかるための新しい行事をミックスさせ、地域住民の協力と連帯をうまく引き出し、大町学区振興の心意気は高い。
また、学区住民の教育への関心は、本校が昭和38年に児童数の減少から新和小学校に統合され、廃校の悲しさを味わっているだけに、昭和47年に大町の地に小学校が開校した喜びは大きく、極めて協力的である。
校長 佐々木 知子 教頭 松本 靖裕
教職員 54名
学年 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | ひまわり | 合計 | |
学級数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 5 | 4 | 2 | 27 | |
児童数 | 男 | 58 | 48 | 51 | 57 | 75 | 56 | 10 | 355 |
女 | 51 | 83 | 60 | 68 | 70 | 55 | 1 | 388 | |
計 | 109 | 131 | 111 | 125 | 145 | 111 | 11 | 743 |